
アルバイト先の飲食店で既婚男性の店長と結婚を前提に付き合う予定が…
出会ったのは4年前。
彼は当時私が働いていた飲食店で、店長として異動してきました。
小柄で色白で、第一印象は弱っちい感じ。
魅力なんて微塵も感じませんでした。
初めましての挨拶もボソボソとした感じで「本当にこんな人が店長として務まるのか?」と不安もありました。
1ヶ月も経たないうちに、打ち解けてきて趣味の話や、プライベートの話で盛り上がったりしました。
仕事終わりにご飯に行くこともありました。
彼は私の6つ上で、結婚していて2歳の息子が1人、奥さんのお腹には2人目の子供がいました。
最初の頃は夫婦仲良い話ばかり聞いていましたが、話を聞いていくうちにそれは愚痴へと変わり、帰りに私の車のなかで朝方まで話したりする日もありました。
2人目の妊娠の経緯は、奥さんが早く2人目がほしくて、彼は「まだ早い、下の子がもう少し大きくなってから」と反対しましたが受け入れてもらえず、半ば無理やりに可能性の高い日に、ただただ妊娠を目的に行為をする。
しばらく愛のある行為をしていないと言っていました。
そんな奥さんに嫌気がさして、今は愛せていないと言っていました。
車のなかで朝方まで話すことも日に日に増えて、結局寝てしまい、朝に起きて自宅に帰ってお風呂に入って出勤。
そんな毎日が続きました。
そんなとき彼が「今日は帰りたくない」と言ってきて、私は実家暮らしだったため家にも連れていくことはできず、近くのラブホテルに泊まることになりました。
その頃の私たちは、すでにお互いを愛していてそこで初めて行為をして、幸せに満ち溢れていました。
それからホテルに行くことも増えて、彼が家に帰ることも少なくなってきました。
そんなとき、彼から真剣な話があると言われました。
「奥さんと離婚しようと思っている。成立したら結婚を前提に付き合おう」と。
泣きました。嬉しすぎてお互い泣きました。
それから、離婚が成立したらああするこうすると先の話をして盛り上がりました。
彼は奥さんに「好きな人ができたから別れてほしい」と話を切り出しました。
奥さんは薄々気付いていたみたいで、驚きはなかったそうです。
ただ、慰謝料や養育費について話をされ、現実に引き戻された感じがしたそうです。
「離婚はできそうにない」そう彼から告げられました。
しかし私たちの関係がなくなることはありませんでした。
そんな中、奥さんの出産予定日が近付いてきました。
入院することになると、上の子を見ないといけないと仕事以外で会える頻度も減ってきました。
予定日には早く帰るとそそくさと帰っていき、産まれると、とても嬉しそうでなんだか複雑でした。
しかし私たちの関係がなくなることはありませんでした。
彼は怒ると抑えが効かなくなり、怒鳴り散らかし、長々と説教をする人でした。
仕事のことで怒ると、その日は帰れないと確信するぐらい。
そんな日が続き、心身ともに疲れはてていました。
そんなときに、他店舗の店長に相談するようになり、その人は「彼はおかしい、俺が言ったる」と力になってくれて、その店長と彼が話し合うことになりました。
しかし彼は私に対して、愛を込めた説教をしていたらしく、他の人に相談していたことがショックだったみたいです。
その辺から私たちの関係は崩れてきたと同時に、相談していた他店舗の店長と仲良くなりました。
その人も既婚者で、子どもは3人いました。
結局その人とも関係を持ってしまい、彼に別れを告げることに決めました。
彼は泣いていました。
しかし私は辛さの方が勝ってしまい、そこで別れることになりました。
その後、他店舗の店長と付き合うことになり、彼は離婚をしてくれて今も一緒にいてます。
彼とは連絡も取らなくなってしまい、今はどうしているかもわかりません。
今回ご紹介するのは、アルバイト先の飲食店で店長(既婚男性)を好きになったTさん。
次第に仲を深めていき、「結婚を前提に」とまで言われたにも関わらず待ち受けていた結末は…